タイの商業銀行カシコン・バンクは、中国電子決済アリペイと提携し、日本での電子決済サービスを4月1日から開始したと明らかにした。同銀行は海外での電子決済サービスの利用を9倍まで拡大する計画。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、同銀行ゼネラルマネージャーのピパットポン氏は、タイ人の海外旅行市場が今後も成長すると述べた。カシコンリサーチセンターは、ビザ免除措置と航空会社・旅行会社のプロモーションにより、2025年には昨年並みの約890万人のタイ人が海外旅行をすると予測している。
同銀行は、海外旅行中のタイ人利用者を支援するため、中国企業のアリペイやUnion Pay(銀聯)と提携し、日本での電子決済サービスを4月1日から開始。利用者は同銀行のデジタルバンキングアプリ「Kプラス」のK+Go Inter機能を利用すれば、日本全国300万カ所以上で電子決済が可能になった。手数料2.5%は必要ない。