タイニュース速報ポータルサイトタイランド通信 タイ株　タイ経済情報

　タイ中央銀行（BOT）の政策金利引き下げを受け、主要商業銀行も借り手の経済的負担の軽減のため、融資金利の引き下げを相次ぎ発表した。

　プラチャーチャート・トゥラキットなどの報道によると、BOTが政策金利を0.25％引き下げて年率２％にしたことから、各商業銀行も金利を0.1～0.25％引き下げ。

　サイアム商業銀行（SCB）は、当座貸越優遇金利（Minimum Overdraft Rate：MOR）を年率7.325％から7.075％に、小口貸出優遇金利（Minimum Retail Rate：MRR）を年率7.175％から7.075％に、最優遇貸出金利（Minimum Loan Rate：MLR）を年率6.925％から6.825％に引き下げた。

　クルンタイ銀行（KTB）は、MORを年率7.270％から7.020％、MLRを年率6.925％から6.825％、MRRを年率7.445％から7.345％に引き下げ。

　カシコン銀行（KBANK）は、MORを年率7.34％から7.09％、MLRを年率7.15％から7.05％、MRRを年率7.18％から7.08％に引き下げた。

　バンコク銀行（BBL）は3日から、４カ月定期預金の金利を1.75％から1.50％に、7カ月定期預金の金利を1.80％から1.65％に引き下げた。