中国の電気自動車(EV)ネタ・オート・タイランドは、タイ日産販売金融会社から100億バーツの融資枠を取得することで合意した。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、同社は20日、全国ディーラー66社が参加した2025年ディーラー会議「NETA AUTO Thailand 2025 Dealer Conference」で、今年のタイ市場における事業戦略を発表。販売目標を1万台以上に設定し、タイトップ2の電気自動車ブランドを目指す方針。
また会議では、4つの戦略的協力協定を締結した。同社は、自動車組立会社のバンチャン・ゼネラル・アセンブリー(BGAC)と、タイ国内での継続的なEV生産を目指した協力協定を締結。タイ日産販売金融会社(NLTH)とは金融協力協定を締結し、100億バーツの信用枠を取得した。
タイでスペア部品のサプライチェーンシステムを開発するため、HKソラ・テクノロジーと協力契約を締結。開発資金5億バーツを支援する。またKintai Automotive Industryと提携し、タイ3カ所目のバッテリーメンテナンスセンターを設立。年間1000件の修理対応に備える。