タイの緊急事態管理委員会は6日、タイ深南部ヤラー県ヤハー郡の非常事態宣言の解除を決定した。非常事態宣言の対象地域は、深南部3県33郡から17郡のみとなる。
公共放送PBSの報道によると、プームタム・ウェチャヤチャイ国防大臣は、武装蜂起が続く深南部で20年以上実施されている地域政策と戦略の見直しが必要だと述べた。
マレーシアがASEAN議長国を務める中、タクシン・シナワット元首相がマレーシアのアンワル・イブラヒム首相のコモンを務めていることについて、プームタム国防相は、南部の国境紛争の解決に良い影響を与え、治安の改善と経済発展が期待できると楽観的な見方を示した。