サッカーJ1のガンバ大阪は6日、タイ・リーグ1の「チョンブリフットボールクラブ(CHONBURI FC)」と提携したと発表した。レンタル移籍やスタッフの交流などを通し、両チームの強化と若手選手の育成を指す。
両クラブは、選手の移籍などによるチーム強化、若手選手やスタッフの留学などによる育成強化、両国内の選手情報の共有などのスカウト連携の3点で提携した。
チョンブリフットボールクラブは、タイ中部チョンブリ県チョンブリ市に本拠地を置くプロサッカークラブ。選手育成に定評があり、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)にも出場実績がある。
ガンバ大阪の小野忠史代表取締役社長は、「今夏にはJrユースチームの交流を予定している。両クラブとアジアサッカーの発展のために力を合わせていきたい」とコメント。チョンブリFC代表のヴィタヤ・クゥンプルゥム氏は「今回の提携でタイ・リーグと Jリーグのサッカーファンを結び付けることができる。チョンブリFCアカデミーからはアドゥル・ラソー(2008年鳥取)、シッティチョク・パソ(2017年鹿児島、2021~22年琉球)が日本に渡っており、再びJリーグ、そしてガンバ大阪のジャージを着て活躍することを期待している」とコメントしている。