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　ツナ缶製造世界最大手のタイ・ユニオン・グループ（ＴＵ）は、中部サムットサーコーン県で新型コロナウイルスの感染が拡大していること受け、県内にある工場の従業員全員に新型コロナウイルスの感染検査を行ったと発表した。

　タイ地元紙によると、同社関係者の話では５日時点で２万３６３０人（全体の８５％）を検査したところ、このうち６９人から陽性反応が出たそう。すでに陽性反応が出た人は隔離し治療施設に搬送されたとのこと。

　同じくツナ缶製造メーカーのパタヤ・フードも同様に、県内の工場の従業員を検査したところ、一部で感染者が出たことを受け、生産ラインを一時ストップし消毒作業を行なったと発表している。感染者や感染リスクのある従業員は、すでに隔離したとのこと。