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　カネカは７日、タイ中部ラヨーン県へマラート・イースタン・シーボード工業団地にビーズ法発泡ポリオレフィンの生産設備の新設を決定したと発表した。年産３０００トン規模となり、マレーシアの既存設備と合わせて年産６０００トン超となる。

　耐熱性や耐衝撃性、耐薬品性に優れた特長を持ち、家電製品・精密機器の緩衝包装材等のほか、バンパーコア材・シートコア材等の自動車部材にも使用されており、東南アジア・インド地域で需要が拡大していることが新設の理由。

　この設備はカネカのグループ会社であるカネカ・タイランドが約２０億円を投資し、２０１８年９月に稼働させる予定だ。