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　ヤマトホールディングスは、秋田県食肉流通公社とタイのノーブルモノ社とともに「タイ向け秋田牛の輸出販売に関する基本契約」を締結し、今月２５日に調印式を行ったと発表した。

　秋田県食肉流通公社としてはＴＰＰ協定などの輸入外圧が高まる中、海外に販路を拓く取り組みが課題となっており、ノーブルモノ社は昨年食肉輸入の販社として設立されたばかりの会社で販売拡大を進めている最中だった。ヤマトグループは地域行政と連携した取り組みを推進していたことから、今回地元金融機関の北都銀行が中心となって、産官金一体となって取り組んだ結果、同契約の締結に至った。

　秋田県食肉流通公社が秋田牛の処理から出荷まで、ヤマトグループが輸出事務代行から納品まで、ノーブルモノがタイ国内で輸入および販売を行う。