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　東レは、バンコク都の膜ろ過水道浄水設備向けに、中空糸限外ろ過（ＵＦ）膜トレフィルを受注した。

　バンコク都の設備は一日１１万立方メートルの処理規模を有しており、東南アジア最大規模。とレフィルの納入は２０１６年中、プラント稼働は２０１７年を予定している。

　同設備はタイ最大の河川であるチャオプラヤー川の水をトレフィルで処理し、水質問題で悩むバンコク市民に高品質の水道水を供給するもので、三井物産とチョーガンチャーン（ＣＫ）が主要株主であるタイ・タップ・ウォーター（ＴＴＷ）によって建設・運営される。

　同社は今回の受注で、水質向上ニーズが高まる東南アジア周辺国でも採用拡大に繋がると期待している。