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　住友商事は、タイの物流事業拡大を目的に、スミショー・グローバル・ロジスティクス・タイランドを通じて、中部プラーチーンブリー県の３０４工業団地内に新物流センターを設立し、今年１月１日よりオペレーションを開始した。

　同県は、ラヨーン県やチョンブリー県などに続く次なる産業集積地であり、その他地域に比べ比較的標高が高く洪水被害を受ける可能性が低いこと、労働力の確保が比較的容易であることから、ＯＡ機器や自動車関連企業などの製造業の新規進出が加速しているという。

　またカンボジア国境から西へ１２０キロの距離に位置し、２０１５年のＡＳＥＡＮ経済統合をきっかけにさらなる成長が見込まれるタイ・カンボジア間の国境経済圏へのアクセスがよいという優位性があることが物流センター設立の理由。