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　住友電気工業は本日（２５日）、タイ中部ラヨーン県に銅荒引線・伸線及び切削用アルミ棒材を製造・販売する新会社ＳＥＩタイ・エレクトリック・コンダクターを設立すると発表した。

　銅荒引線・伸線は、自動車用ワイヤーハーネス、巻線、電力ケーブル、機器用電線など電線・ケーブルの母線で、これまで同グループは日本及びインドネシアで製造し、日中及び東南アジアの需要に対応してきた。

　中国・東南アジアの需要拡大、リスク分散等の観点からタイに製造拠点を設置することが決定した。

　設立を今年２月、資本金１１．１億バーツ、稼働開始を再来年４月に予定している。