伊藤忠テクノソリューションズは8日、タイ洪水で被災した日系企業向けにIT関連の無償サービスを提供すると発表した。
無償提供されるサービスは、IaaS(Infrastructure as a Service)型クラウドサービス「cloudage CUVIC OnDemand(クラウデージ・キュービック・オンデマンド)」で、サーバ、ネットワークなどのITインフラを、必要に応じてネットワーク経由で利用可能なパブリッククラウドサービスで、専用のポータルサイトから、サーバ台数やリソース割り当ての変更や、ファイアウォールやロードバランサーなどのネットワーク設定の変更を、被災企業側が簡単に操作できることが特長。
洪水被害によってサーバ等のITインフラが使用不能になった企業や、社内外に向けて被災状況を発信する臨時Webサイトを 立ち上げる企業などに対して、短期間で最適なITインフラが提供可能としている。