タイ・ユニオン・フローズン・プロダクツ(TUF)ティラポンCEOは、本日(27日)同社の株価が急騰していることについて、豚インフルエンザ流行の兆しがあることから、消費者が海産物食品に注目を始める可能性が高いと投資家が判断し買いが集まったとの予測を明かした。同社の株価は、本日終値で前営業日比13.00%増で引けた。
今回の豚インフルエンザは、牛海綿状脳症(BSE)や鳥インフルエンザ問題が発生した時のように、海産物食品の売上が押し上げられる可能性が高いとしている。
だが今回どの程度同社の売上に影響を及ぼすか現時点では不明としており、同社の売上目標は前年比10%増に設定したままだという。同社の前年の総売上は695億3545万バーツ。
また国内情勢悪化について、同社の売上の大半は輸出向けであることから、影響は軽微だとCEOは述べた。