親政府団体と反政府団体のデモ隊の衝突により死傷者が発生したことにより、サマック首相が非常事態宣言を出したことや、選挙管理委員会が第一政党国民の力党の解散を要請したことから47億1100万バーツの株式を売却されたことから、昨日のSETインデックスが前日比2.33%減の659.51ポイントとなった。同インデックスが今日中に660ポイント台に回復しないと、更なる下落が予想される。
SET市場時価総額が昨日一日で1200億バーツ減少し5兆2100億バーツとなったことから、年初の6兆6300億バーツから9ヶ月で約1兆4000億バーツ減少したことになる。
タイ証券取引所所長パタリヤ女史は、昨日の外国人投資家の売り越しについて、外国人投資家が34億バーツの株式を売却したが、調査したところ事態の様子を見守るため一時株式売却を進めたと述べた。