ゴールドマンサックスのレポートによると、政治情勢が予測不可能の段階にきており、タイ株式市場には注意をはらう必要があるとしている。それはヨンユット元下院議長が選挙違反でレッドカードを受けたことが、国民の力党解散の可能性が出てきたことにあるという。
CLSAのレポートでは、政治リスクはあるが魅力的な企業が多く投資を推奨するとしている。注目銘柄にバンコク・バンク(BBL)、カシコーン・バンク(KBANK)、バンク・オブ・アユタヤ(BAY)、バンプー(BANPU)、ハナ・マイクロエレクトロニクス(HANA)、マイナー・インターナショナル(MINT)、トゥルー・コーポレーション(TRUE)を挙げている。
ここ数日、以前に増して政治情勢が混乱してきている。ヨンユット元下院議長の選挙違反から、昨日ノパドン外務相がプレア・ビヘア山問題の責任を取り辞職を発表、2日前には憲法裁判所がチャイヤー厚生省の失職の判決を下した。