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タイ通【 社会 】
投稿日時: 2010-01-19 21:44 2010-01-19 19:44

タグ: [ 調査 ] [ タイ国家電子・コンピュータ技術センター ] [ NECTEC ] [ インターネット ]

NECTEC、09年インターネット利用動向調査を発表

 15日、タイ国家電子・コンピュータ技術センター(NECTEC)は、第4回目となる2009年度タイ国内インターネット利用動向の調査結果を発表した。

 今回の調査は、09年8月から10月にかけて、タイ国内在住20-29歳の1万1991人を対象にオンライン方式で行われた。このうち58.8%が就業者、51.3%がバンコク都内在住者、26.4%が大学卒業者、男女比率は72.5%が女性、22.5%が男性。

 調査結果は以下の通り。

 自宅からのインターネット利用者は、前年の44.8%から52.3%に上昇し、職場からの同利用者数は、前年の44.9%から37%に下落した。また接続方法は40.3%がADSL、利用時間は37。3%が午後8時1分から午後12時となった。

 インターネットの利用目的について、29.7%が情報検索、21.9%がEメール利用、9.3%がニュースチェック、8.0%がeラーニングとしている。

 インターネット利用での問題点について、48.4%がウイルス問題、33.29%が通信遅延問題、24.2%がオンライン上にあふれるH系サイト、19.0%が迷惑メールとしている。

 今後検討すべき問題について、41.9%がウイルスからの攻撃及びネットワーク安定の維持、34.1%が回線速度や一部地域での接続不可の問題、29.8%がインターネット上の電子犯罪としている。

 インターネットでの商品・サービスの購入について、47.8%がオンラインでの買物経験がある、52.2%が同経験がないと回答した。買い物をしない理由について、61.3%が販売側を信頼できない、59.9%が商品を触ることができない、44.6%が支払いシステムを信頼できない、40.7%が購入手順が手間、31.1%がクレジットカード情報を渡したくないとしている。

 最も注文する商品・サービスについて、36.3%が書籍、30.9%が様々なサービス、21.5%がファッション類としている。

 インターネットニュースについて、88.5%が見たことがある、11.5%が見たことがないと回答した17。このうちニュースを見る手段として、93.9%が掲示板、87。1%がインターネットニュースサイト、68。7%がブログとしている。一週間当たりのオンラインニュースを見る回数について、30.9%が2回、28.1%が1回、17.4%が5回以上、17.2%が3回としている。

 またチェックするインターネットニュースの種類について、35.7%が政治ニュース、20.0%が一般・社会ニュース、17.15%がエンタメニュース、10.0%がテクノロジーニュースと回答した。


 NECTEC副局長のチャダマート女史は、調査の中で興味深い結果となったものとして、予想以上に学習のためのインターネット利用(eラーニング)率が急増したこと、前年よりインターネット詐欺の問題が重視されていること、インターネット利用者の多くがオンラインニュースと映像・紙媒体のニュースをチェックしていること等を挙げた。
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