タイ商務省貿易政策・戦略事務局(TPSO)の25日発表によると、2026年8月の輸出額は前年同月比24.3%増の346億1870万ドル(約1兆1576億6700万バーツ)で、56カ月で最高を記録した。
クルンテープ・トゥラキットの報道によると、輸入額は同25.1%増の371億140万ドルで、貿易収支は24億8270万ドルの赤字。1~8月の輸出額は前年同期比18.9%増の2661億4970万ドル。輸入額は同36.1%増の3039億8690万ドルで、貿易収支は378億3720万米ドルの赤字。
TPSOのナティヤ副局長は、人工知能(AI)に関連した電子機器の世界的需要が輸出をけん引したと述べた。中国向けの果物輸出も上昇し、特に生ドリアンとマンゴスチンが拡大したと説明した。
また、AI関連電子機器への需要と米国の関税措置の明確化を背景に、今年後半の輸出が引き続き拡大すると予測。通年の輸出目標は5~11%、中央値は8%としていたが、8カ月間ですでに18.9%を達成。ナティヤ氏は、通年で11%を超える可能性が高く、最大15%の拡大が可能で、過去最高の3912億6740万ドルに達する可能性があるとしている。
最大の輸出市場である米国への8月の輸出は48.7%増。次いで欧州23.1%増、日本19.6%増、ASEAN(5カ国)19.3%増、中国15.5%増、CLMV0.3%増。
農産物・農産加工品の輸出は1.4%増。農産物輸出は4.2%増加したが、農産加工品は1.9%減少した。1~8月は2.4%減。
輸出が拡大した主要製品は、生鮮・冷蔵・冷凍・乾燥果物、ゴム、缶詰・加工シーフード、加工鶏肉、生鮮・冷蔵・冷凍エビなど。一方、縮小した主要製品は、小麦製品とその他の加工食品、飲料、植物性・動物性油脂、生鮮・冷凍鶏肉など。
工業製品の輸出は27.1%増加し、29カ月連続で上昇した。増加した主要製品は、コンピューター・機器・部品、電話・部品、プリント基板、宝石・宝飾品(金を除く)、変圧器・部品など。減少した主要製品は、自動車・機器・部品、機械・部品、オートバイ・部品など。1~8月の輸出は22.7%増。