タイ入国管理局は16日、バンコクの豪邸で日本人を標的とした電話詐欺をしていた疑いで、外国人の集団を逮捕した。
マティチョンの報道によると、同局副局長のパンタナ少将は、近隣住民から「多数の外国人が豪邸にいる」という通報を受け、バーンボーン区バーンボーンヌア地区エーカチャイ通りソイ112にある2階建て邸宅を捜索したと報告。警察は、タイ人1人と外国人14人(中国、日本、台湾、ミャンマー国籍)を逮捕した。
警察の捜査によると、邸宅の2階には警察署を装った複数の部屋があり、日本語の文書や日本の警察官の偽制服、身分証明書、バッジを発見。1階にはカラオケルームとポーカールームがあった。警察は、コンピューターや携帯電話、仮想通貨チップ、覚醒剤、薬物関連器具などを押収した。
詐欺師らは日本の警察官を装い、偽警察署の部屋を利用して日本人を標的とした詐欺を働いていた。ビデオ通話で「不審な金融取引がある」と相手を不安にさせ、追加調査に必要な費用を送金するよう指示していた。
警察によると、詐欺拠点を運営していたのは中国人容疑者。1年間にわたり、名義人を使って邸宅の家賃を月額90万バーツ支払っていた。警察は、逃亡中の首謀者の中国人容疑者を追跡。密入国での逃亡を警戒している。