タイ災害防止軽減局(DDPM)は、バンコクを含む76県に鉄砲水や土砂崩れ、洪水を警戒するよう警告した。期間は20日まで。川の増水などで影響を受けている地域には、警告を示す「赤旗」が掲げられている。
マティチョンなどの報道によると、気象局は20日まで、全国で大雨が降ると警告。雨雲は北部と東北部を通過した後に中央へ広がり、18日には東部と南部へ拡大する見込み。アンダマン海とタイ湾、本土上空では南西モンスーンが強まり、アンダマン海の波の高さは2~3メートルに達する恐れがある。
国立水資源局は、排水不良による都市型洪水のリスクを警告。当局は、排水路の清掃や仮設避難所の準備、洞窟や滝など自然観光地の閉鎖を地元当局に指示した。
全国14県の中小規模の貯水池の貯水率が80%に達したほか、ユアム川、サイ川、コック川、ナーン川、モエイ川、クウェーノイ川、パーサック川、ソンクラーム川、ゴロク川の監視を続けている。
北部ペッチャブーン県ロムサック市は16日午前8時、パーサック川の水位上昇を確認。ロムカオ郡のS33観測所の水位は5.97メートル、バーンワンロン橋付近は4.55メートル。ロムサック郡のS3観測所は8.12メートルで、水位は上昇中。県灌漑局はロムサック市に対し、「赤旗」を掲揚して住民に警告するよう指示。冠水に備え、家財道具を高台へ移動するよう呼びかけている。