21日夜、タイの首都バンコクのBTSプロムポン駅近くのベンジャシリ公園で、タイ人同士がけんかの末に相手を池に投げ込んで殺害する事件が発生した。在タイ日本国大使館は25日、「邦人が多く集まる場所でも暴力事件が発生する可能性がある」と注意を呼びかけた。
タイラットの報道によると、警察は、公園の防犯カメラ映像から、パトゥムワン区ルンピニー地区ラチャダムリー通りの歩道で、殺人の疑いでタヴィサック容疑者(38)を逮捕した。容疑を認めている。
事件は21日夜、クローントゥーイ区クローンタン地区スクンビット通りのベンジャシリ公園前で発生。トンロー警察署は午後10時頃、溺死した男性の遺体を発見したと通報を受けた。
警察は、公園前の池で、北部カムペーンペット県に住むウィチャイさん(39)の遺体を発見。検死の結果、全身に複数の傷を確認した。警察が防犯カメラ映像を調べたところ、犯人が被害者に暴行を加え、池に投げ込む様子が映っていた。
目撃者によると、同日午後9時頃、男が被害者を暴行するのを見たという。男は被害者の遺体を引きずり、池に投げ込んだ。男は公園の警備員に通報し、逃走した。
タヴィサック容疑者は取り調べに対し、自身と被害者はホームレスだと話した。2人は公園で一緒に酒を飲んだり、物乞いをしたりする関係で、事件当日も池の近くで一緒に飲酒していたが、口論になった。容疑者は「被害者が公園で観光客にわいせつ行為をするため、追い出したかった」と供述しているという。