タイで24日、財務省主催の希少コインオークションが初めてオンラインで実施され、1990年発行の10バーツ硬貨が250万バーツで落札された。
タイラットの報道によると、同省財務局は、クルンタイ銀行(KTB)と共同で、コインのオンラインオークションプラットフォーム「財務コイン市場システム」を立ち上げた。希望者はパオタンアプリに登録して参加できる。同局によると、政府機関が専用プラットフォームを使ってコインを競売にかける仕組みは世界初。
今回の目玉は、タイ王立造幣局が製造し限定100枚の10バーツ硬貨の1枚。1990年にイギリスで開催された第16回造幣局長会議に出席した各国政府代表者への記念品として34枚が配布され、8枚はタイ造幣局が保管。残り58枚は王立造幣局が保管している。
プラットフォームには23人が登録し、5人がオークションに参加。午前10時半、30万バーツで始まったオークションは10分39秒で終了。合計52件の入札があった。最終落札価格は254万バーツで、ザ・コイン・マーケットCEOのナッタコーン氏が落札した。オークションの収益は国庫に返納される。
同省は、毎月17日にオークションを開催する予定。次回はシリキット王太后やラーマ7世、シリントーン王女の記念硬貨を出品する。