6月のタイ中小企業景況感指数(SME Sentiment Index :SMESI)は、前月の44.8から47.8に上昇し、4カ月ぶりに回復の兆しを示した。
クルンテープ・トゥラキットの報道によると、中小企業振興局は、6月のSMESI調査結果を発表した。調査は全国27業種の中小企業経営者2762人を対象に実施している。
同局のパニター副局長は、中東戦争の影響で3月以降に低下が続いていたが、回復の兆しを示したと述べた。政府の景気刺激策「タイ・ヘルプ・タイ・プラス」で消費が拡大。受注と生産、投資などの主要指標が基準値(50)を上回り、事業活動の正常化の兆しが見えると説明した。
一方、コスト指標は依然として基準値を大幅に下回った。エネルギーや原材料費が高止まりし、売上高が回復しても利益の回復には至っていない。業績の回復には時間がかかる見込みだ。
地域別では、全地域で状況が改善。東部地域は製造業の受注とコストの圧力が強く、唯一、回復が遅れている。
3カ月後予測は52.7で、2カ月連続で基準値を上回った。