20日午後6時45分頃、タイ北部チェンライ県のドーイ・ルアン・トンネル工事現場で足場の崩落事故が発生し、作業員2人が死亡、2人が負傷した。タイ国鉄(SRT)は21日、事故調査のため、工事を一時停止するよう指示した。列車の運行に影響は無い。
MGRオンラインなどの報道によると、SRTは21日、フェイスブックで工事を2日間中断すると発表した。死亡した作業員は、カンチャナブリー出身の男性(24)と、ミャンマー出身の男性(29)。負傷した2人は、タイ人の女性とミャンマー人の男性で、チェンライの病院で治療を受けている。
調査の結果、掘削済みのトンネルの壁に鋼材を固定するため、作業員が足場に登った際に事故が発生。突然、壁から岩が落下し、作業員を押し潰した。技術者によると、トンネルの掘削は2025年に完了していたが、1年間、大雨にさらされ、保護措置が施されていない場所で土壌が軟化した可能性があると指摘した。
工事の請負業者は、CHカーンチャンとSinoタイ・エンジニアリング&コンストラクション、チェンマイ・コンストラクションの3者による合弁会社のCKST-DC3コンソーシアム。山を掘削して建造中で、線路の敷設は終わっていない。
同トンネル事業は、内閣が2018年7月31日に閣議決定。建設予算は853億バーツ。プレー県デンチャイ郡からチェンライ県チエンコーン郡のラオス国境まで全長は3.4キロメートル。運用開始は2028年1月予定。