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タイ通【 経済 】
投稿日時: 2026-06-01 16:49 2026-06-01 14:49

タグ: [ タイ経済 ] [ 製造業生産指数(MPI) ] [ タイ工業省 ]

イラン戦争の影響で4月MPIは0.36%減

 タイ工業省工業経済局(OIE)の発表によると、2026年4月の製造業生産指数(MPI、基準年2026年=100)は92.76で、前年同月比0.36%減少した。設備稼働率は56.41%。イラン戦争の長期化が、生産コストや収益性に影響した。

 クルンテープ・トゥラキットの報道によると、同局のスパキット局長は、イラン戦争がタイの製造業に影響し、生産コストと収益性に影響していると説明。原油価格の高騰と世界的な景気減速で外国人旅行者も減少し、関連産業に影響が出ていると指摘した。

 一方、工業製品の輸出は引き続き拡大。4月の工業製品輸出額は、同27.5%増の259億3700万ドル。金、武器、戦車、戦闘機を除く工業製品輸出総額は244億400万ドルで、同29%増加。22カ月連続で上昇した。

 米格付会社ムーディーズ・レーティングスは、タイの信用格付見通しを引き上げ。タイ経済の安定性と、経済・投資に対する企業信頼感の向上を表わしている。

 5月時点の経済・産業早期警戒システムでは、タイの全体見通しを「警戒」に維持。国内要因としては、石油化学・プラスチック分野の原材料に関する懸念から企業景況感が低下している。外部要因としては、生産・輸送コストの増加が挙がった。

 同局は、2026年のMPIと工業GDP成長率の予測を、従来の1.5~2.5%から1~2%に下方修正。主なリスク要因として、戦争の長期化と米国の経済政策に関する不確実性、家計債務、輸入商品との競争激化などが挙がった。

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