タイ商務省外国貿易局(DFT)の発表によると、9月の国境貿易は前年同月比4.7%減の1416億9400万バーツ。輸出額は同12.4%減の749億4100万バーツ、輸入額は同5.9%増の667億5300万バーツ。貿易収支は81億8800万バーツの黒字。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、1~9月の国境貿易は、前年同期比7.7%増の1兆4800億9500万バーツ。輸出額は同5.4%増の8384億7400万バーツ、輸入額は同10.8%増の6416億2100万バーツ。貿易収支は1968億5300万バーツの黒字。
近隣4カ国との9月の国境貿易は、前年同月比22.2%減の600億7900万バーツで5カ月連続低下。輸出額は同23.6%減の355億9000万バーツ、輸入額は同20%減の244億8800万バーツ。貿易収支は111億200万バーツの黒字。
国別ではマレーシアが首位で267億1400万バーツ(4.7%増)。次いでラオス(8.8%増)239億5200万バーツ、ミャンマー(40%減)94億100万バーツ、カンボジア(99.9%減)1100万バーツ。
カンボジア国境の緊張は緩和し始めているが、国境管理措置と輸送制限の影響が続いている。ミャンマー国境も輸送規制措置により貿易額が減少。ディーゼル輸出は70.1%減、その他の精製油の輸出は75.6%減だった。
主要輸出品は、ディーゼルオイル22億500万バーツ、濃厚ラテックス10億7400万バーツ、その他の精製油10億7200万バーツ。
近隣4カ国との1~9月の国境貿易は、前年同期比5.6%減の6962億9800万バーツ。輸出額は同8.4%減の4134億9200万バーツ。輸入額は同1%減の2828億600万バーツ。
隣国を経由した第三国への9月の国境貿易は、前年同月比14.2%増の816億1600万バーツ。輸出額は同0.9%増の393億5100万バーツ。輸入額は同30.2%増の422億6500万バーツ。
国別では中国が首位で431億8400万バーツ(9.9%増)。次いでシンガポール147億6700万バーツ(60.7%増)、ベトナム76億8400万バーツ(31.3%増)。
主要輸出品は、ハードディスクドライブ101億3000万バーツ、電話受話器・機器36億7900万バーツ、その他のゴム製品25億9800万バーツ。
隣国を経由した第三国への1~9月の国境貿易は、前年同期比23.1%増の7837億9700万バーツ。輸出額は同23.6%増の4249億8200万バーツ、輸入額は同22.4%増の3588億1500万バーツ。
シンガポールへ輸出は112.9%増であり、輸出品は主に電話受信機・関連品231928.9%増の34億6900万バーツ、パソコン関連品57.6%増の12億400万バーツ、HDD 105.5%増の11億6900万バーツ。ベトナムへ輸出は20.2%増、主に家畜系355.8%増の8億8100万バーツ、変圧器・関連品43.7%増の8900万バーツ、パソコン関連品4531.7%増の8000万バーツ。