8日、バンコクのガソリンスタンド内のラーメン屋で、日本の消費税に当たる付加価値税(VAT)の支払いを客が激しく拒否する騒動があった。店内の他の客が、撮影した動画をTikTokに投稿して話題となっている。
現地報道によると、TikTokユーザー「moveforwardlandslide」は9日、フェイスブックページ「อยากดังเดี๋ยวจัดให้ รีเทิร์น part 6」で動画を共有。事件はPTTガソリンスタンド内のラーメン店で発生した。
ある女性客が、食事代金に7%のVATが含まれていることに激怒。食事代金は実際に食べた料理の価格のみ支払うべきと主張し、店員と口論になったという。女性客への請求額は321バーツ(約1420円)で、そのうち21バーツ(約93円)がVATだった。
女性客は店員の説明を聞かず、食事代金の再計算を要求。PTTスタッフも介入を試みたが、女性客は抵抗し、代金を支払わず店を出ようとした。他の客が出入口を塞ぐなどしたため、女性客は最終的には代金を支払ったが、会計中も言い争いが続いたという。
ネット上では、店員に同情する声や、女性客を非難するコメントが多かった。投稿者は、客には税金を含めた代金を支払う義務があり、女性客が店員を非難したことは間違っていると主張した。