タイ警察は、中部アユタヤ県バーンサイ郡の一軒家で覚醒剤870万錠とメタンフェタミン720キログラムを押収し、32歳の男を逮捕した。
現地メディアによると、ペートンターン・シナワット首相は7日、キティラット国家警察長官と説明会に出席し、押収品を公開。3月21日にナコーンサワン県パユハキーリー郡で摘発した麻薬密輸トラックを捜査したところ、麻薬の隠し場所がアユタヤ県内にあることが判明し、逮捕に繋がった。
警察の取り調べに対し、男は容疑を認めているという。
政府の麻薬撲滅キャンペーンにより、今年1月1日から現時点までに7961件を摘発。逮捕した容疑者は8100人、押収した覚醒剤は約9600万個、メタンフェタミンは3496キログラム、ケタミンは42キログラム。総額は3億8900万バーツ超。