タイ商務省外国貿易局の報告によると、タイの2024年のコメ輸出量は前年比13%増の995万トンで、過去6年で最高を記録した。輸出額は2256億5600万バーツ(66億9000万ドル)に達した。
タイ政府広報局によると、輸出量が最も多いのはインドネシア(133万トン)。次いでイラク(100万トン)、アメリカ(0.85万トン)、南アフリカ(0.83万トン)、フィリピン(0.62万トン)と続いた。
品種別では、白米が最多で599万トン。次いでタイ・ホムマリ米(174万トン)、パーボイルドライス(127万トン)、タイ産香り米(63万トン)、もち米(30万トン)、玄米(2万トン)と続いた。
同局とタイ・コメ輸出業者協会は、2025年のコメ輸出量を7500万トンと予測。インドのコメ輸出再開や干ばつの改善により、輸出業者が増加するとしている。