タイ大手通信事業者のトゥルーは、2025年を迎えるカウントダウン中にモバイルデータ使用量が200%増加したと報告した。バンコクのアイコン・サイアムで開かれたイベントにブラックピンクのリサが出演したことが影響したと見られる。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、同社は携帯電話ブランド「トゥルー・ムーブH」の正月期間中のデータ利用統計を公開。人口移動データから、帰省が最も多かった10県は1位:ブリーラム県、2位:シーサケート県、3位:ナコンラーチャシーマー県、4位:スリン県、5位:ウボンラーチャターニー県、6位:チャイヤプーム県、7位:ローイエット県、8位:ペッチャブーン県、9位:ナコーンサワン県、10位:カーラシン県。
トゥルー・ムーブHのタイ人利用者が訪れた県はウタイターニー県で、60%増加した。同県はスローライフツーリズムの需要に応える観光都市で、バンコクに近く日帰り旅行が可能。
外国人旅行者が訪問したトップ10都県は、1位:チェンラーイ県、2位:プーケット県、3位:スラートターニー県、4位:バンコク都、5位:ターク県、6位:クラビー県、7位:ソンクラー県、8位:チェンマイ県、9位:ペッチャブリー県、10位:プラチュワップキーリーカン県。1位のチェンライ県は200%増加した。
カウントダウン中に使用率が高かったアプリトップ5は、1位:フェイスブック、2位:Youtube、3位:LINE、4位:TikTok、5位:WhatsApp。利用のピーク時間帯は12月31日午後9時から午後10時だった。
一方、タイ通信大手DTAC社のデータによると、帰省が最も多かった10県は、1位:ナコンラーチャシーマー県、2位:ペッチャブーン県、3位:ウボンラーチャターニー県、4位:シーサケート県、5位:カーンチャナブリー県、6位:コーンケーン県、7位:チェンマイ県、8位:ブリーラム県、9位:ナコーンサワン県、10位:スリン県。
国内旅行が最も多かったのはペッチャブーン県で、成長率は約50%。バンコク近郊の観光スポットを好む傾向を反映した結果で、同県にはカオコーやプータッバークなど有名な山がある。
外国人旅行者に人気の10県は1位:ターク県、2位:プーケット県、3位:チェンライ県、4位:クラビー県、5位:チョンブリー県、6位:スラートターニー県、7位:カーンチャナブリー県、8位:ソンクラー県、9位:ナコンラーチャシーマー県、10位:パンガー県。1位のターク県は260%増加した。
最も使用率が高いアプリトップ5は、1位:フェイスブック、2位:Youtube、3位:WhatsApp、4位:TikTok、5位:LINE。利用のピーク時間帯は、12月31日午後9時から午後10時。
光ファイバーブロードバンドのトゥルー・オンラインの利用統計では、利用ピーク時間帯は12月31日午後9時から午後10時。最も使用率が高いアプリは1位:Youtube、2位:フェイスブック、3位:TikTok、4位:Netflix、5位:TrueIDだった。