米ニールセンが発表した2024年第2四半期のタイ国内広告市場は、前年同期比3%増の299億800万バーツだった。最も支出が多い媒体はテレビで、151億7200万バーツ。
同社によると、媒体別の広告費は、1位:テレビ151億7200万バーツ(同5%減)、2位:インターネット78億9000万バーツ(同9%増)、屋外広告43億7900万バーツ(同8%増)、映画8億6900万バーツ(同48%増)、ラジオ8億6500万バーツ(同7%減)、印刷物4億9400万バーツ(同30%減)、店内広告2億3900万バーツ(同19%増)。
種類別では、歯磨き粉が最も多く9億1700万バーツ(同22%増)、次いで炭酸飲料が5億4900万バーツ(同46%増)、エアコンが5億1500万バーツ(同4%増)、政府が4億7700万バーツ(同35%増)、ビタミン&サプリメントが4億6600万バーツ(同112%増)。
最も支出額が増加した分野は、高級品が124%増、ビタミン&サプリメントが112%増。支出が減少した分野は、ネット通販が63%減、コンドミニアムが36%減。