タイ南部クラビー県の人気観光地ピピ諸島のマヤ湾とロサマ湾、ロコ湾は、自然回復のため、8月1日から9月30日まで封鎖する。
タイラットの報道によると、ハット・ノッパラット・ターラー島ピピ国立公園の責任者であるユッタポン氏は26日、閉鎖は旅行者の安全確保も目的。モンスーン時期は、強風と荒波で観光船の停泊ができないという。
マヤ湾は、レオナルド・ディカプリオ主演のハリウッド映画「ザ・ビーチ」で有名になり、クラビー島で最も人気の観光スポット。昨年10月1日から今年7月22日まで、マヤ湾の来場者は168万3430人、国立公園の入場料収入は5億4986万5932バーツだった。
昨年7月単月では、来場者11万436人、入場料収入2300万940バーツ。今年7月単月では、来場者9万6236人、入場料収入3474万5805バーツ。前年同月に比べて来場者は1万3328人減少したが、入場料金徴収の厳格化により、収入は1174万4865バーツ増加した。