タイ南部プーケットでは週末に大雨が降り、主要道路や一部地域が冠水した。天然資源・環境省の水資源局によると、6月29日から30日の県内の24時間雨量は90ミリ以上を記録した。
マティチョンの報道によると、山からの水が流れ込み、各地で水害が発生。プームタム副首相は、関係当局に救助と対策を指示した。地元当局によると、雨が止んで数時間以内に、排水システムを通じて道路の水は排出される見込みだという。
冠水地域は、カトゥー郡14カ所、ムアンプーケット郡6カ所、タラーン郡14カ所。各地の降水量は、タラーン郡シースントーン町で343.2ミリ、カトゥー郡で246ミリ、タラーン郡パークローク町で122ミリ、タラーン郡マイカーオ町で109.6ミリ。
またバンコク・ポストによると、プーケット国際空港のモンチャイ・タノド局長は、パイロットが滑走路を視認できず、約10便の到着便がドーンムアン空港やスワンナプーム国際空港など各空港に航路を変更。プーケット国際空港発の国内線4便が欠航した。
プーケット国際空港での発着は、30日午前に再開。空港の浸水被害は無かった。