タイ商務省事業開発局(DBD)の24日発表によると、2024年1~3月の外国企業からの直接投資総額は前年同期比9%増の359億200万バーツ、外国投資申請の許可は同2%増の178件、タイ人の雇用は同56%減の849人だった。国・地域別では、日本が190億600万バーツで首位。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、日本の投資件数は44件で、全体の20%を占めた。主に広告や工場向け設備調達サービス、太陽光発電、製造業への投資があった。
2位はシンガポールで32億9400万バーツ。投資件数は32件で、全体の18%。主に健康リハビリサービスや電子商取引事業への投資があった。
3位はアメリカで10億4800万バーツ。投資件数は29件で、全体の16%。主にエンジニアリングサービスや、製品売買の代理店業務、小売事業への投資があった。
4位は中国で28億8600万バーツ。投資件数は20件で、全体の11%。主に関連会社の製造業やサービス業、ソフトウェア開発事業への投資があった。
5位は香港で10億1700万バーツ。投資件数は11件で全体の6%。主に小売業や国際物流、国際貿易事業への投資があった。
東部経済回廊(EEC)への投資は、前年同月比256%増の116億2900万バーツで、全体の32%を占めた。投資件数は同81%増の56件で、全体の31%。
国別1位は日本で9億9500万バーツ(12件)、2位は中国で9億2400万バーツ(12件)、3位はシンガポールで8億9800万バーツ(8件)、その他の国は88億1200万バーツ(24件)だった。