タイ商工会議所大学(UTCC)ビジネス経済予測センター(CEBF)は、今年のソンクラーン期間(1日から21日)の国内消費は、前年比2.9%増の1288億3419万バーツで、過去5年で最高になる見込みだと発表した。
公共放送PBSの報道によると、同センターは3月25日から30日まで、多業種の1280人を対象に意見調査。タナワット所長は、期間中の訪タイ外国人旅行者は約195万4607人で、観光収入は693億9700万バーツ、タイ国民の国内消費との合計額は1982億3100万バーツに上り、GDPは1.11%増加すると述べた。
期間中の消費計画について、「功徳を積みに行く」は66%で、1人当たりの平均支出額は1130バーツ。「高齢者や親戚に敬意を表わしに行く」は42%で、支出額は2422バーツ。「水かけ祭り」は41.6%で、支出額は810バーツ。「パーティで祝う」は39.2%で、支出額は3542バーツだった。
またカオソッドの報道によると、「国内外への旅行計画がある」は66.1%。「自宅でゆっくり過ごす」は26%。「帰省しない」は7.9%だった。
国内旅行の1人当たり平均消費額は約6425バーツ。人気の旅行先はチョンブリー、アユタヤ、チェンマイ、ナコンラーチャシーマー、バンコク、サムットサーコーンだった。
海外旅行の1人当たり平均消費額は約4万129バーツ。人気の旅行先は日本と中国だった。