花柄シャツと水鉄砲、水中ゴーグルというソンクラーンの水かけ祭りの準備を万端にしてタイの街に繰り出した中国人の男性旅行者2人が、「誰と遊べば良いの?」と困惑して立ち尽くす動画が話題となっている。
カオソッドの報道によると、中国の動画共有サイト「Douyin」に動画を投稿した男性らは、水かけ祭りが開催されていると勘違いし、フル装備でバンコクのアソークに出掛けたが、祝っている人はいなかった。男性らは最後に「説明があることを願っている」とコメントした。
混乱の発端は、タイ政府の発表だ。観光スポーツ省は観光業促進のため、4月1日から21日まで「マハソンクラーン世界水祭り」を北部チェンマイ県で開催すると明らかにしていたが、各地で開催される水かけ祭りは時期が異なり、スコータイ県では8日から、バンコクでは11~15日から始まるという。
バンコク・ポストによると、スワーダン観光スポーツ相は、3週間にわたるソンクラーンについて誤解があったと認めた。同省は広報を強化し、水かけ祭りを目的に訪タイする外国人旅行者に対し、より正確な説明を提供すると述べた。