タイラットの報道によると、タイ警察はこのほど、タイ中部チョンブリー県の有名大学近くにある電子タバコ販売店を捜査し、電子タバコや関連道具5000点(100万バーツ相当)を取り締まったと発表した。
チョンブリー県とノンタブリー県のサイバー警察合同捜査本部によると、通販で電子タバコを販売していた密売人を、チョンブリー県バーンブン郡で逮捕したことが発端。電子タバコ370個(5万バーツ相当)を押収し、調べを進めたところ、同県内に住むラチャノン容疑者(25)が元締めだと突き止めた。
警察は、ムアンチョンブリー郡12/25番地にあるラチャノン容疑者の自宅と、有名大学から約300メートルの距離にある電子タバコ店「TS LELX」を捜査。
ラチャノン容疑者は取り調べに対し、2年以上にわたり電子タバコを違法販売していたと認めた。1日当たり約50万バーツ、1カ月で約1500万バーツの収入を得ていたという。
タイでは、商務省から2014年12月27日から電子タバコ禁止条例が発令されており、電子タバコの持ち込み・所持・利用が禁止されている。