プラチャーチャート・トゥラキットの8日付報道によると、チェンマイ空港で離陸準備中だったタイ国際航空の旅客機の扉を乗客が開ける騒ぎがあり、航空機の運航に遅延が発生した。
タイ国際航空によると、7日夜、チェンマイ発スワンナプーム行きTG121便が滑走路へ向かう離陸準備中、パニック状態となった外国人旅行者が扉をこじ開けようとしたため、一旦離陸を中止した。安全基準に基づき扉などの点検をした後、8日午前0時34分に離陸した。
マティチョン・オンラインによると、警察は扉を開けようとした乗客を逮捕。怪我人はいなかった。
民間航空機の現在位置をリアルタイム表示するウェブサイト、フライトレーダー24の情報によると、今回の遅延により、チェンマイ国際空港発着便の多くの航空機で遅延や変更が発生。
同空港に午後10時5分に到着予定だった大韓航空KE667便は、スワンナプーム国際空港へ一旦着陸後、翌日午前1時にチェンマイ空港に到着。午後10時35分にチェンマイ空港到着予定だったチェジュ航空7C4257便は、ラオスの空港へ一旦着陸し、午前0時頃にチェンマイ空港に着陸したという。