タイ商務省が発表した貿易収支統計によると、2023年1~12月の輸出額は、前年比1%減の2845億6180万ドル、輸入額は同3.8%減の2897億5430万ドルで、51億9250万ドルの赤字だった。プラチャーチャート・トゥラキットが報じた。
2023年12月の輸出額は、前年同月比4.7%増の227億9160万ドル(7958憶2400万バーツ)。輸入額は同3.1%減の218億1880万ドルで、9億7280万ドルの黒字だった。
商務省のキラティ次官は、2024年の輸出目標を、前年比1~2%増の2800~2900億ドルに設定すると述べた。
また、タイの輸出は引き続き拡大しており、多くのアジア諸国と同様に、不安定な世界経済の中でも改善傾向にあると指摘。高水準にあったインフレが減速し、世界各国の需要と消費の信頼感にプラスの影響を与えているという。