タイ商務省事業開発局(DBD)の発表によると、2023年通年の新規企業登記は、前年比12%増の8万5300件で、過去10年で最高を記録した。倒産件数は、前年比7%増の2万3380件だった。2024年の新規企業登記は、昨年比5~10%増の9万~9万5000件と予測している。プラチャーチャート・トゥラキットが報じた。
企業の業態別では、中小企業が最多で8万5233件(99.92%)、大規模企業は67件(0.08%)。株式会社は7万2139件(84.6%)、合弁会社は1万3086件(15.3%)、公開有限会社は75件(0.09%)だった。
2023年12月の新規企業登記は、前年同月比0.02%増の4009件。前月比では32.95%減少した。登録資本金は前年同月比26.4%減の156億1374万バーツ。
業種別では、一般建築業が6524件、不動産業が6393件、飲食・レストラン業が4001件、アドバイサー・マネジメント業が2046件、不動産仲介業が1943件。
12月の倒産件数は、前年同期比4.53%減の5522件。業種別では、一般建築業が2166件、不動産業が1146件、飲食・レストラン業が699件だった。
現時点で営業している事業者数は89万317件。株式会社は68万9917件、合弁会社は19万8955件、公開有限会社は1445件。