タイ工業連盟(FTI)自動車産業部会のスラポン副会長は、今年の目標自動車生産台数を185万台に引き下げると発表した。7月にも、生産目標を195万台から190万台に下方修正していた。通年の生産数は、前年比1.78%減の188万3515台になる見込み。
カオソッド・オンラインの24日付報道によると、85万台を目標にしていた国内向けを5万台引き下げ、80万台に修正する。金融機関のローン審査の厳格化により、国内販売が低迷していることが要因。
9月の自動車生産台数は、前年同月比8.45%減の16万4093台。1~9月は前年同期比1.61%増の138万5971台だった。
9月の自動車輸出は、前年同月比2.9%増の9万7476台。1~9月は、前年同期比16.34%増の82万1899台。輸出額は同19.27%増の5194憶3519万バーツ。イスラエルとハマスの武力衝突が拡大しなければ、通年の輸出目標を達成できる見込み。
一方、電気自動車(EV)の成長も続き、9月の新規登録台数(赤ナンバー)は、前年同月比542.16%増の6839台。1~9月は前年同期比757.63%増の5万台だった。