タイ国鉄(SRT)は4日、ラーマ5世の命日である10月23日の祝日「チュラロンコーン大王記念日 (ワン・ピヤマハラート)」に合わせ、バンコク-アユタヤを往復する蒸気機関車の特別便を運行すると明らかにした。プラチャーチャート・トゥラキットが報じた。
SRTのエカラット総裁によると、10月2日から全国で予約受付を開始。往復料金は、一般席(3等)が大人・子供共に329バーツ、エアコン付き車両は799バーツ。料金は軽食とドリンク付き。Dチケットか全国の駅で予約できる。
901・902便はクルンテープ駅(フアランポーン駅)を午前8時10分に出発。アユタヤ駅に午前10時20分に到着する。アユタヤ県内で6時間の自由時間の後、午後4時40分にアユタヤ駅発、午後6時50分にバンコクに到着する。詳細はフェイスブックページ「ทีม พี.อาร์.การรถไฟแห่งประเทศไทย」へ。
タイ国政府観光庁によると、タイでは年6回、バンコクとアユタヤを往復する蒸気機関車を運行。蒸気機関車は日本製で、第二次世界大戦の戦後賠償の一環として日本の国鉄から送られた。半世紀以上も整備され、運行を続けている。