タイラット・マネーの4日付報道によると、タイを含む東南アジア6カ国を対象にした調査で、過去2年間に離職したタイ人の約7割が、元の会社への復職を望んでいることが分かった。
調査はタイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、ベトナムで、約1000人を対象に、英人材紹介会社のロバート・ウォルターズが実施した。
過去2年間で離職したタイ人のうち、41%は「より良い福利厚生と高額な給料」を理由に上げた。「キャリアアップしたい」は40%だった。
一方、約35%の人が元の会社と連絡を取っており、72%は復職に前向きだという。復職条件として、「キャリアアップの機会が提供されたら」と答えたのは26%、「リーダーやチーム構成に変化があれば」は25%、「以前より報酬が良ければ」は4%だった。
同社によると、タイは6カ国中、元の会社と連絡を続けている人の割合が最も高く、連絡していない人は8%だった。回答者の92%は、仕事の機会を維持するために元の会社の上司と連絡を取っているという。
こうした離職者の声がある中、事業主の約70%は、優秀な元従業員の復職を検討するとし、12%は慎重に検討するという。
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