タイ工業連盟(FTI)によると、4月の自動車輸出は7万9940台で、前年同月比43.5%増加した。昨年のベースが低かったことが要因。
1~4月は35万3632台で、前年同期比18.3%増加。輸出総額は7.4%増の2935憶4900万バーツだった。バンコク・ビズなどタイ各メディアが報じた。
FTIのスラポン副会長は、4月の自動車生産台数は11万7636台(前年同期比0.13%減)、1~4月は62万5423台(同4.6%増)だと明らかにした。また今年の生産目標は195万台(海外向け105万台、国内向け90万台)と予測した。
4月の国内販売台数は、同6.1%減の5万9530台。1~4月は同6.1%減の27万6603台だった。同氏は、国内の購買力は低下していると指摘。金利上昇に伴うトラック向け融資の引き締めにより、特にピックアップトラックの販売台数は毎月減少が続いているという。新政府の経済政策により、下半期は改善する可能性もあると期待した。