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　タイ国鉄道公団（ＳＲＴ）は、北部線のプレー県デンチャイ駅とチェンラーイ県を結ぶ鉄道延伸計画を進める方針を固めた。路線距離３２３キロ（２６駅）、予算は７６９億８０００万バーツ、２０２０年の開業を目指す。

　タイ地元紙によると、この路線はプレー県からパヤオ県を経由しチェンラーイ県を結ぶもの。３カ所にトンネルを建設する。プレー県ソーン郡に建設するトンネルは国内最長の６．４キロとなる。

　ＳＲＴウィティチャート総裁は、この計画は５０年以上前から検討されていたが、様々な事情により計画が進まなかったと語っている。最近になって政府が鉄道を複線化する計画を建てたり、北部国境沿いを経済特区とし企業を誘致する計画を進めていることが後押しとなっているそう。

　ＳＲＴ理事会で計画が確定すれば、閣議に提出し承認を求めることになる。