明日(25日)は伝統行事「ローイクラトン(灯籠流し)」が行われることから、多くの市民が灯籠を流すため川や湖に集まる。
バンコク都内でもチャオプラヤー川沿いをはじめ、公園のため池、運河など、多くの公共施設で灯籠流しをすることができる。このことから、チャオプラヤー川沿岸などの一部地域では大渋滞が予想される。
外国人から見ると幻想的な雰囲気が楽しめるイベントとなっているが、ローイクラトンには自らの罪を洗い浄め、川の女神に川を汚したことを謝罪するという意味があり、当日は、蓮の花等をかたどって作った灯篭に線香やろうそくを入れ川や湖に流すという伝統的な行事だ。
タイ北部の一部地域では川に灯籠を流すのではなく、コムローイと呼ばれる熱気球を空に飛ばすスタイルで、特にチェンマイは有名なスポットとして知られており、同日は国内外から多くの観光客が押し寄せる。
このローイクラトンは陰暦12月(毎年だいたい11月頃)の満月の夜に行われる。