民主党のアピシット党首は24日、仮に全ての政党が参画した挙国一致政府構想が浮上する事があっても、タクシン暫定首相の私利私欲を基本に置いている限りは全く無益のものであるとの認識を示しました。 この発言は、タクシン暫定首相とチャート・タイ党のバンハーン党首が国内和解推進の糸口を模索する為に直接対談を行うことがほぼ決定的になったことに絡んで、俄に嘗てタクシン暫定首相が提唱した政治改革推進の為の挙国一致政府構想が再浮上すると共に、タクシン暫定首相が10月15日の総選挙後の次期首相指名辞退と引き替えに挙国一致政府への参画を各政党に対して水面下で呼びかけているとの噂が広がっている事を受けたもの。 尚、タクシン暫定首相が各政党に挙国一致体制への参画を呼びかけているとの噂に関しては、タイ党のスラナン・ウェーッチャーチーワ氏が事実ではないと否定しています。
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