私立バンコク大学が行う世論調査クルンテープ・ポールが、全国全ての地区に住む1,395人を対象に17日から20日にかけて行った、政権誕生1年6ヶ月目の満足度調査で、政府に対する評価が10点満点中3.79点と低い評価が下されていた事が明らかになった。尚、6ヶ月目の時点では4.06点、1年目の時点では3.87点の評価が下されていた。
アピシット首相に対する評価は、1年目の調査時の点数から0.22点下げた4.48点だった。
また、個別の満足度に関しては、外交関連が3.97点(6ヶ月:4.58、1年:3.75)と最も高く、以下、社会・生活関連が3.95点(6ヶ月:4.13、1年:3.76)、経済関連が3.78点(6ヶ月:3.95、1年:4.41)、安全保障関連が3.65点(6ヶ月:3.73、1年:3.73)、法の遵守が3.61点(6ヶ月:3.91、1年:3.71)と続く結果になった。
更に、評価できる成果を上げた省庁に関しては、最も多い13.2%の回答者が教育省をあげ、以下、財務省(8.8%)、観光・スポーツ省(6.1%)と続く結果になった。
一方、与野党の成果に関しては、与党第一党(民主党)に対しては4.21点(6ヶ月:4.38、1年:4.23)、連立政党に対しては3.26点(6ヶ月:3.40、1年:3.44)、野党に対しては3.36点(6ヶ月:3.46、1年:3.37)の評価が下された。
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