アラブ首長国連邦のドバイを本拠地とするエミレーツ航空は、タイの首都バンコク中心部に東南アジア5番目の営業所となるエミレーツ・ワールドを開設する。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、同社のアドナン副社長は、バンコクの大型モール、ゲイソンショッピングセンターに営業所をオープンすると述べた。
営業所はラウンジ形式のプレミアムスペースで、面積は250平方メートル超。同社の専門アドバイザーが、航空券の予約・発行や、旅行情報の提供を行う。A380型機の応接室を体験できるほか、7月から運航するドバイ~バンコク路線のEK372/373便に導入するプレミアムエコノミークラスの座席も展示する。
アドナン副社長は、「バンコクは東南アジアの最有力路線の1つで、エミレーツ・ワールドのバンコク開設は、タイの顧客への認知度向上に向けた重要な一歩だ」と述べ、スワンナプームの旅客ラウンジに次ぐ大規模投資だと語った。
同社は年始、1億7500万バーツを投じ、スワンナプーム国際空港にプレミアム旅客ラウンジをオープンしていた。