カーオソット紙によると、首都圏警察本部第一分署及び同マッカサン署は16日、女性を騙して誘い出した上で、刃物で脅し金銭等を強奪した上で、被害者の後ろ手に手錠をかけ性的暴行を加えた容疑で、チャイナート県出身の男(31)を逮捕した事を明らかにした。
調べによると、男は2日3;00から4:00頃に、誘惑した女性を車に乗せた上で刃物で女性を脅し、1,600バーツ入りの財布や携帯電話、ATMカードを奪った上で、女性の後ろ手に手錠をかけ性的暴行を加えようとしたが、女性がその場から逃れる為に病気の母親を至急病院に連れて行かなければならないと言って男をビルまで送らせ、男がビルの警備員と話しているスキを見て手錠の片側を外し車から飛び降り逃走し警察に通報していた。
男は取り調べに対して、以前1,500バーツで寝る約束をした売春婦が、自分が物を買いに店に入っているスキに1バーツ重量の金製ネックレスを盗んで逃げ出すという目に遭い悔しい思いをさせられた為、復讐の為に売春婦を狙ってマッカサン署管内で3回、ルンピニー署管内で2回にわたり犯行を繰り返してきたと供述しているという。
警察によると、男はこの2年間の間に少なくとも20回から30回にわたり同様な犯行を繰り返していたと見られ、これまでに11人の被害者が面通しの際に男から被害にあった事を認めているという。
また被害者の証言から男が人身売買に関与していた疑いが浮上しており、バンコク内で行方不明になっている5-6人の売春婦の消息を知っている疑いがあると見て事情聴取を行っているが、男は行方不明への関与を否定しているという。
* 報道画像
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