各報道によると、7日15:00頃、バンコクのディンデーン区内にある貸し漫画店が入居する4階建ての商業用ビル内で、62歳の女性店主を殺害した上で屋内にある金品を盗み出そうとした容疑でウボンラーチャターニー県出身の19歳の女を現行犯逮捕した。
警察に通報した21歳の男子大学生によると、借りた漫画の返却の為に店を訪れたが、店主がいなかった為、店の裏側に回ったところ、血を流して倒れている店主の近くで女が室内を物色中だったのが開いていた窓から見えた為、大急ぎで警察に通報したという。
逮捕された当時、女はビルの2階で服を着替えている最中だった。
女は取り調べに対して、7日10:00頃に占いを副業にしている店主に占って貰っていた際に、マーブンクローンセンターで万引きで捕まった際に支払った保釈金の為に借金を負い金に困っている事を相談したところ、店主から体を売ればよいと言われ、カットなり店主の頭を階段に強く打ち付け、更に飲料水の瓶で頭を殴った上で手を後ろ手に縛り放置し、その後冷蔵庫の中にあった飲料水やチョコレートを失敬した上で財布から金を奪い取ったと供述しているという。
警察は、店主から体を売ればよいと言われカットなって暴行を振るったとする女の供述を完全に信用する事ができず、当初から店主を殺害した上で金品を強奪する目的で店内に押し入った疑いがあると見て引き続き事情聴取を行う方針である事を明らかにした。
* 報道画像
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